先日、悩みに悩んだ結果、「食の安全」と「身の丈の生活」を今自分の住んでいる地域、そしてライフスタイルの中で両立するために、生活クラブ生協を再開したこと、記事でお伝えしました。(「身の丈」について考える。そして、生活クラブの再開 - トットちゃんとカモメとパン)
独り言のようなブログにたくさんのご意見を頂いたこと、本当に感謝するとともに、皆さんにとっても、関心の高いトピックなのだということを知りました。
さて、先週火曜日に遊びに行った素敵な先輩宅で、カタログを見せていただき、友達紹介をしていただき、金曜日の朝、早速担当のおじさんが、カタログとプレゼントの消費材(商品の事)をもって我が家に来てくれ、今週の火曜日に晴れて初注文書の提出です。
ちなみに、お友達紹介でいただいた消費財は、豚肉、ウインナー、飲むヨーグルト、油揚げの4点でした。
どれも美味しくて、写真を撮る間もなく食べてしまいました(笑)
生活クラブ、以前は消費財が高すぎて、継続することができませんでした。
私は色々と考察することが好きなようで、前回と今回の自分の意識の違いについて考えてみました。
前回、生活クラブを始めたきっかけは、実は本当に不純なもの。
カタログ請求をすれば、何かのポイントがもらえる!類のキャンペーンに乗って、生活クラブについてよく知らないまま資料請求し、資料と一緒にやってきたおばさん(その時は組合員さんが来てくれました)の熱いトークにほだされ、気づいたら契約。という流れ(苦笑)
もちろん、その時は組合員のおばさまの言葉に感銘し、共感し、始めたのですが、やはり人に勧められたものはその魔法が切れるのも早いですね。
実際に消費財を注文はしていましたが、当時、生協に対しては「家まで配達してくれる便利なもの」「スーパーでする買い物の補てんをするもの」という認識しかなく、購入するのも冷凍食品のような便利品ばかり。
でも、スーパーで買うのに比べて、値段は倍以上。
おまけに、当時は1回につき8品以上を購入するという暗黙の決まりがあり…
美味しいのはわかるけど、我が家にとっては贅沢だ!という家族会議の結論の元、1年弱で解約、、という結果に。
今回始めるにあたっても、主人は前回の印象があるようで、「まあ、ナナホシがやりくりするっていうなら別に反対はしないけど・・・」という感じでした。
私の中では、ブログの過去記事の中でも熱く語らせていただいた通り、今回は「便利を買う」という意識は全くなく、「安全なものへ対価を払う」気持ちで生活クラブを選んだので、まず、はじめる動機が全く違います。
今回、生活クラブを再開するにあたって、自分の中に緩やかな線引きを設けました。
それは、
①食品の買い物のメインは生活クラブでする
②週の途中でどうしても足りなくなった時だけ、スーパーで補てんする
③買うのは素材のみ。(加工品は買わない)
このルールにはある思いがあります。
生活クラブは、ほかの生協に比べ自治性が高く、必然的に地域の組合員さんたちとのつながりもできてきます。
前回、加入していた時期にもいろいろな方とお知り合いになり、今でも親しご近所づきあいをしていただいている方もいます。
ただ、気になる会話を耳にしたことがどうしても忘れられなくて…
「うちはもう、生活クラブ以外の食べ物は食べられないの~。うちの息子なんて、”生活クラブのあれが食べたい”って帰ってくるたびにいうから、いつもお嫁さんに内緒で持たせてるんです」
多分、その方はいかに生活クラブがいいか、の例えで話して下さったのだと思うのですが、正直私の感覚とはかけ離れていて「ついていけない・・・」と感じてしまいました。
子どもたちの味覚を育てるのは、間違いなく家庭の食卓。
私たち夫婦の考えは、
「美味しいもの」は自分たちがお金を稼ぐようになってから、いくらでも知ればいい、でも、小さいうちに舌を変に越えさせるのは食育ではなく贅沢だ。
というものです。
安全で大切に育てられた食べ物の、本物の味は、きちんと伝えたい。
それは、大人になって自分たちで自分たちの食べ物を選ぶ時の確かな基準になると思うから。
でも、贅沢なものを食べさせたいとは思いません。
子どもたちが大きくなった時に「生活クラブのあれが食べたい」ではなく、「お母さんのあれが食べたい」となるように、なるべく素材を購入して、私の手で料理して食卓に並べたいと思っています。
とはいえ、仕事で忙しい時などは、加工品が一つでもあると助かる!ということはあると思うので、その辺は臨機応変にやりたいと思います。
・・・全然生活クラブの紹介になっていませんね(汗)
ブログ、サブタイトつけます。笑
きっと、興味を持って読んでくださっている方が知りたいのは、生活クラブのシステムや消費材、値段などですよね。
ご紹介しますのでご安心を!
長くなってしまうので今日は生活クラブの考え方を。
明日、具体的な中身や消費財、料金等をレポしますね!
カタログ表紙裏より
サスティナブルなひと、生活クラブ
何が本当で、何が間違っているのか、
よくわからなくなっている時代。
そろそろじぶんで考えないと・・・そろそろちゃんとしなくっちゃ・・・。
そんなひとが、いま増えています。だから、生活クラブ。
生産する人と消費するひとが一緒になってつくった、
安全でおいしい食べものがある。
子育てや介護でおたがいにたすけあえる仕組みがある。
次世代を生きる子どもたちに、
この世界をきちんと手渡していくための
「サスティナブル(持続可能)な生き方」。
生活クラブではじめませんか。
グッときます。
中途半端に引っ張ってすみません。
長女が起きてきたので、今日はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!