先日、都内のデパートから商品到着のお電話をいただきました。
無買週間のルール違反すれすれで購入した栗久まげわっぱのお弁当箱。
(過去記事はコチラ→無買レポ 1日目(日曜日) - トットちゃんとカモメとパン)
購入時は4か月待ちといわれていたので、6月くらいになるかなあ・・・と思っていたのですが、じっちゃん、頑張ってくれたようです。
後でお礼の手紙を書こう。
箱を開けて、ため息が出てしまいました。
ほー、なんとも美しい。
そして木のいい香り。
日本の手仕事のすばらしさを体感する瞬間は、どんな道具を手にとっても鳥肌が立ちます。
きっと、それは、心を込めて道具を見つめる、職人さんの思いを感じ取るからなのでしょうね。
じっちゃんの真剣な表情がふわっと浮かんできます。
このお弁当箱にご飯を詰めることができるなんて、私は幸せ者です。
栗久さんの素晴らしいのは、その丁寧な仕事ぶりや歴史だけではなく、購入したお客の声を商品に生かそうという柔軟な姿勢です。
今回私が購入したお弁当箱も出来立てほやほやの、購入当時は実演販売のみのサイズのものです。
HPを見てみたのですが・・・写真じゃ何ともわかりませんでした。でも私が購入した金額とは違うので、まだネット販売は始めていないのかもしれません。
従来のものでは、大きすぎる、または小さすぎる、手に持った時にしっくりしない等というお客さんの声があったそうで、新しく作ったサイズだそう。
並べてみないとわからないくらい微妙なサイズの違いでしたが、実際に手に取ってみると、私の手にはこの「小判弁当(小)New」がしっくりきました。
浅型のおひつも、おひつ界では珍しい形だと思うのですが、深い従来のものだと、ご飯を少量しか入れないときに乾燥しやすい、というお客さんの声から生まれたのだそうです。
道具に対する実直さと、お客さんのために柔軟に変わっていくことのできる懐の深さ、脱帽です。
ちなみに、これでパパ以外、我が家の女子Sはみんなわっぱ弁当ユーザーに。
長女が幼稚園のプレ保育に通い始めるタイミングで、塗りのわっぱを二つ準備ししました。
それぞれ誕生花をと名入れをお願いし、世界に一つだけのお弁当箱を作っていただきました。
購入したのはコチラ。
わっぱにしては手に取りやすいお値段なのと、深さがあるのでご飯の量で調節しながら長く使えるかな、と思いこちらを選びました。
実際、未就園児クラスの前半(2歳半くらいまで)はこちらにご飯をおにぎりにするなど、食べやすい工夫をして、後半からは普通にご飯を詰めて長女は幼稚園に持って行っています。
深いと食べにくいかな~と心配しましたが、特に問題はなさそうで一安心。
とても軽いので、小さい子が小さなリュックに入れてエッチラオッチラ運ぶにはとてもいいです。
最近までは、私も仕事の時、次女のものを借りてお弁当を持って行っていましたが、ご飯をしっかり詰めれば、大人の私でも十分足りました。
最近は次女も水分をたくさん含んでいない普通のご飯が食べられるようになったため、託児の際はこちらのお弁当箱を使い始めました。
3つ並べてみるとこんな感じ。
ちなみにこれは一昨日の3人分のお弁当。
長女の幼稚園が個人面談期間で、午前帰りだったので、帰宅後、これをもって児童館へ。
チャーハン弁当。色どり悪いですね・・・。
もう少しマシなのはないかな、と探してみたら、先週の火曜日の長女のお弁当を発見。
幼稚園の個人面談で「いつもお弁当美味しそうですよね」とほめられました。
ええ、わっぱのお陰です。笑
今絶賛購読中のオズさんの新刊にも、「彩りはお弁当グッズではなく具材でつける」との小見出しがあって、勝手にものすごく励まされました。笑
ちなみにこの本、ものすごーく面白くて、一度読み終えましたがもう一度おさらいで熟読中。ついでに旦那にも押し売り(笑)
もっときっちり読み込んで、色々と実践してみて少しずつブログでもご紹介したいなあと思っています。
後半、栗久の話ではないですね。。
毎度のことながら、脱線が多くてすみません。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。