トットちゃんとカモメとパン

北欧大好き。コーヒー大好き。シンプルで丁寧な小さな暮らしを模索中。時々、トットちゃんのような個性的な子どもたちのサポートについても綴っていきたいと思います。

過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使った洗濯槽のカビ取りに挑戦

 

洗濯を石鹸洗濯に切り替えて2か月が経ちました。

 

覚悟はしていたのですが、先日洗濯物に張り付く黒いぴろぴろ~としたものを発見。

 

そう、黒カビちゃんです。

黒カビは合成洗剤を使用していても定期的にお掃除していないとついてしまう厄介もの。

石鹸洗濯は、それに加えて、どうしても石鹸カスが出てしまうので、黒カビの発生にもより気を配らないといけないということは知っていたのですが。。

 

ずっと合成洗剤を使っていた洗濯槽には、目に見えない合成洗剤の溶け残りや成分が残っています。

石鹸洗濯に切り替えてしばらくは、これらの「汚れ」をきれいにするために石鹸がパワーを使うため、よりたくさんの石鹸が必要になります。

 

せっかく、石鹸のみを使って、きっとやっと合成洗剤による汚れが落ち着いたであろう洗濯槽を、市販の「洗濯槽カビキラー」等の合成洗剤でガシガシ洗うことには抵抗があり・・・

 

でも、ナチュラルな方法(つまり、酸素系漂白剤を用いたカビ取り)とドラム式洗濯機の相性の悪さについては勉強済みだったため、なかなか手を付けられずにいました。

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(我が家はパナ製のドラム式洗濯機を使っています)

 

 

でも・・・

ぴろぴろちゃんがお出ましになったので、もう後回しにはできません。苦笑

 

こちらのサイト、石鹸について勉強するにはとても情報量が多く、化学的に書かれているためよく参考にしています。

www.live-science.co.jp

 

 

この記事の手順に沿って、初めて過炭酸ナトリウムを使ったカビ取りを試みてみました。

ドラム式洗濯機の洗濯槽掃除 - 石鹸百科

 

記事には、洗濯機の機種によってはこの方法でもうまくいかないことがあるとの記述が。。

ドキドキしながら、うまくいきますようにと祈りながら、洗濯機のスイッチをオンに。

 

まず、給湯器の温度を50度まで上げて、十分に熱いお湯をタライでくみ、洗濯槽の中へ。入り口ギリギリまでお湯を張ります。

 

と、ここで早くも失敗。

 

まずは洗濯機を「洗い」モードで一度起動して、一時停止をしてからお湯を汲み入れる必要がありました。

なぜか?

うちの洗濯機はオンにしただけの状態でお湯を入れると、そのままジャーッと排水されてしまいました。ガーン

 

気を取り直して、お湯を張り直し、120グラムほどの過炭酸ナトリウムを投入。


サイトには水10リットルに対して100グラムの過炭酸ナトリウムが目安と書かれていましたが、汚れ具合によってはもう少し必要な事も、との記述もあり、多めに投入。

 

果たして私が張ったお湯が10リットルだったかは不明ですが・・・

その辺、ずぼらです。

 

お湯と過炭酸ナトリウムの入った洗濯槽を見つめながら、洗濯機のスタートボタンを押し、待つこと30分。


我が家の洗濯機はつけ置きモードはなく、「洗い」の最長が30分だったので、そちらで設定しました。

 

洗いが終了した洗濯機のドアを開けて、思わず「ひぃ!」と小さく叫んでしまいました・・・

 

サイトの写真では、お湯は排水されていない状態で、黒カビが浮いている予定でしたが・・・

 

我が家の洗濯機は、どうも「洗い」の最後に排水までされてしまうようで、ごっーそりと溜まった黒カビと石鹸カスの山が・・・

 

あまりにもすさまじかったので、写真にとることは断念。

恥ずかしすぎて、あんな写真公開できない・・・。

そのくらいすごかったです。(想像力を発揮してくださいね。苦笑)

 

サイトでは、浮いた汚れを網ですくうと書いてあるのですが、、

これ、どうしましょ・・・

 

しばらく考え込んでしまいました。

 

そしてたどり着いたのは、最も原始的な方法。

えーい、雑巾で拭きとってしまえ~!

 

ウェスにしていた古布巾を2枚も使って、何とか槽内の汚れを全部かき出し、ふき取り・・・

 

やっと次の工程、すすぎ・脱水へ。

 

これで、洗濯槽のおそうじ自体は無事終了なのですが、サイトの最後に「排水フィルターを取りはずし、フィルターに絡まった汚れなどを取りのぞいておく」との記述が。。

 

これ、地味に二つ目の試練でした。

 

恥を忍んで打ち明けてしまうと、実はこの排水フィルター、購入してから一度も開けたことが無かったのです。。


購入したのはこの家に入居するタイミングだったので、実に4年間も放置されていた場所。

 

それまで私も旦那さんも縦型の洗濯機しか使ったことが無かったので、

 

「これ、なんだろうね?月1で掃除しろって書いてあるよ。でも、水があふれるかもしれないから注意しろって書いてあるー。わー、なんかよく分かんないし、また今度でいいんじゃない?」

 

という会話が1度ではなかったということは記憶にあります。

 

勇気をだして引き抜くと・・・

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!!!!絶句。(こんなもの載せてスミマセン!!)

 

石鹸カスと、髪の毛や糸くずやのかたまりたち・・・

この状態で、よくぞ今まで故障せず働き続けてくれた!と、洗濯機に本当に申し訳ない気持ちになりました。

 

きれいにゴミを取り除き、洗ったときの排水はタライで受けてトイレに流し・・・

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排水フィルターさんが本来の姿を取り戻しました。

 

 

丁寧な暮らしを目指して、日々精進しています。

こういう、ちょっとした汚れを放置するうちに、掃除がどんどんと「気合を入れてする」大掃除になってしまうということを色々な場面で痛感しています。

 

かつて、キッチンのコンロ周りは気合を入れて油汚れと戦う場所でした。

でも、モノを全て無くして、油はねをその都度ささっと拭くようになってから、洗剤が必要なほど汚れが溜まることはなく、いつもコンロはピカピカです。

 

洗濯機も、ためずに、ささっと掃除してしまうことを習慣にしてしまおうと心に誓ったのでした。

 

何とも見苦しい写真をお見せしてしまいすみませんでした。

最期までお付き合いくださり、本当に感謝いたします。

 

 

掃除・洗濯関連の過去記事はコチラ↓

totokamomepan.hatenablog.com

 

totokamomepan.hatenablog.com

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