読み終えました。
オズさんの新刊『3人子持ち働く母の 追われない家事』
仕事の時も、子どもと児童館へ行くときも、肌身離さず持ち歩き。笑
今週は仕事の日が多かったので、電車の中で読みふけっていたら、一駅乗り過ごしてしまいました。笑
どどん、とタイトル『追われない家事』。
それをむさぼり読む私。
きっと、周りに「この人どんだけ追われてるんだろう」と思われたことでしょう。苦笑
読み終えて最初に持った感想は、「前作の方がセンセーショナルだったな」でした。
いえ、悪い意味ではないんです。
今回の新刊は、オズさんが日々されている小さな家事の工夫の知恵が詰まった、いわば実践編。
すごく物珍しいことは書いていないのだけれど、家事に対する向き合い方やアイデアが、「自分では思いつかなかった!でもすぐまねできそう!!」という絶妙なポイントをついていて、本気で家事の時間を短縮したい、もっと改善したいと思っている方(それは私!)には、かゆいところに手が届くような情報満載です。
私のブログを読みに来てくださっている方は、読む価値あり!と太鼓判を押させていただきます。是非、お手に取ってみてくださいね♪
ちなみに、どんな人に読んでほしいか、著者のオズさんご自身が記事にされています。
「追われない家事」こんな人に読んでほしい。 - cozy-nest 小さく整う暮らし
私が実践してみたこと
すぐにでもやってみることができる、時短技満載です。
読了しなくても、読みながら実践に移せます。笑
私がやってみたことを列記すると。。。
・食器洗いの順番
・食器の重ね方シンクへの置き方を意識する
・トイレのついで掃除(普段からやっていたけれど、内容を少しオズさん流にしてみた)
・一度に野菜の下ごしらえができるよう、人参の甘酢漬けをするとき、炒め→茹でに変更。ナムルや胡麻和え用の人参と一緒に茹でられた。
・卵焼きの後のフライパンを洗うのをやめてみた(全く問題なかった!)
・油がぬるいうちに炒め始めてみた(油が跳ねない!料理の仕上がりには全く問題なし)
・お玉に味噌を入れて放置(これ、地味にすごいです。超時短。詳しくは本を。)
こんなこと!?という小さなこともたくさんあるのですが、やってみると、なるほど、小さな労力で、ストレス軽減、時短が叶います。
これから実践してみたい事
これから実践してみたい事も盛りだくさん♪
・自分の家事にかかる時間を知るために、ストップウォッチで測りまくる!
・冷蔵庫の上も、毎週のルーティン掃除に組み込む(まずは、積年の汚れを落とさねば・・・)
・ぞうきんを半分だけ濡らす(どういうこと?と思った方は、是非本を読んでね。笑)
・お肉をまとめて炒めてストック(目から鱗!)
まだまだある気がしますが、読み終わって、空で言える事がこんなにもあります。笑
心に響いたオズさんの言葉
本の後半は、すぐにまねできる時短技が満載なのですが、前半部分は、家事に対するオズさんの思いや考え方が綴られています。
各ページごとに心にズシンとくるメッセージがちりばめられていて、読んでいて、目頭が熱くなることもありました。
家事を「こなすだけ」の単なる作業と考えるのはもったいないこと。家事という経験を、日々ストックし、子どもにそれを伝えることができたら、未来への投資にもなります。P.18
以前は、家のことにあまり協力的でなかった夫に不満ばかり感じていました。
(中略)
家事は「私が」暮らしを良くしたいからする。料理を手作りするのは、「私が」家族に安全なモノを食べさせたいから。子どもたちと公園に行くのは、「私が」子どもがのびのび遊んでほしいから。希望はあくまで「私」の希望で、夫の希望ではない。だから、「私」が動けばいいだけ。P.19
この文章、とても心に響きました。その通りだなあ、と。
そういえば、私、仕事のカウンセリングの中ではお母さんたちに「自分を主語にしてお話してみてください」と何度も言葉をかけてきたっけ(意味合いは少し違うけれど)。
自分ができてなかったな、と反省。
小さな気づきと、考え方の転換が、夫婦関係を良好に保つ秘訣なのかもしれないと教えられました。
良いと思ったことはそのままやってみる。続けてみると、より自分に合った方法が見つかります。やりにくかったら、もっといい方法はないか考えます。そして時間や順番などを、自分のライフスタイルに合うよう少しずつ変えてみると心地よい「最適解」が必ず見つかります。P.34
まさに、私が今毎日思いながら過ごしていた事。
素敵な人のまねをするだけではうまくいかないことも、自分なりにアレンジしながら、取り入れられるところだけ、取り入れていく。
そうすると、確実に暮らしの質が向上していくと、日々実感しています。
きっと、心に響いた部分は、私がまさに頑張って乗り越えようとしている部分だったり、悩んでいる部分だったりしたのだと思います。
家族のために、自分のために、毎日たくさんの時間を使って行う家事。
大先輩に、それでいいんだよ、頑張っているよ、とエールを頂いた、そんな気持ちになりました。
本の紹介にしては少し書きすぎましたでしょうか。。熱が入りすぎてしまいました。。
一読の価値あり、おすすめです。
オズさんの人となりを、ブログ等を通してご存じない方、前作を読まれていない方は、合わせて読むことをお勧めします。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。