今日は自分の時間の使い方をしっかりと振り返り、考えたいと思い、「手帳術」をブログのテーマに選びました。
私の手帳は、二つの手帳術のいいとこどりでできています。
一つは「夢かな手帳」。
そして、もう一つは「あな吉手帳」。
どちらも、何冊も書籍化されていて、手に取ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日から何日か使って、私がどんな風に自分の時間と向き合ってきて、どんなふうに手帳というツールを使ってきたのか、少しずつ綴っていきたいと思います。
今日は導入ということで。
私の相棒君の紹介と、ベースとなる「夢かな手帳」との出会いについて書きたいと思います。
今私が使っているのはコチラの手帳。
ダヴィンチのスタンダード黒。
サイズはA5の大きなものを愛用しています。
A5サイズというと少し大きい感じがするかもしれませんが、実はこれは「あな吉手帳」のミソの部分でもあります。
「あな吉手帳」については後日また改めて。
ずっと憧れだったダヴィンチのシステム手帳。
まだ相棒になって日は浅く、昨年の7月、仕事復帰に際して自分への投資と思い購入しました。
手帳のおともはお気に入りのフリクションボール。これも「あな吉手帳」の3種の神器の一つです。(フリクションについての過去記事はコチラ→お気に入りの文房具 フリクション4色ボールペン - トットちゃんとカモメとパン)
手帳術に関しては、書店にもたくさんの書籍が並び、時短であったり、うまくスケジュール管理をする方法に関するノウハウがあふれています。
手帳術、時間術。
結構好きなトピックスで、何冊か手にとって読んだりはしていますが、私の時間や手帳に関する考え方のベースは、藤沢優月さんの『夢をかなえる人のための手帳術』です。
手に取ったのは本が発売された2007年。
今から9年も前の事ですが、今でもこの“夢かな手帳”の考え方が好きで、これに基づいて、手帳というツールを使って自分の大切な時間と向き合っています。
本にちりばめられたグッとくる言葉を少しご紹介しますね。
カバー裏より
予定を書きつけるだけじゃ、もったいない。
手帳は、夢をかなえるためにあるんです。
プロローグより
あふれる情報やできごとに振り回されて、わけのわからないままに時が過ぎていく。
そんな人生から抜け出して、自分の「心」が本当に望むことに時間を使い、夢をかなえて幸せに生きたい。
もっと上手に時間と付き合いたい。
この本では、そんな望みに本気で応えるスケジューリングの方法を紹介します。
今でこそ、「よりたくさんのことを、効率よくこなすこと」を目的としたのではない手帳術、つまり、自分のやりたい事や夢に軸を置いた時間の使い方に着目した、時間管理の考え方を、色々な書籍の中で目にすることができるようになってきました。
「夢かな手帳」に出会った当時の私は、大学院の2年生。
たくさんの課題と、修士論文の執筆・研究、実習先やボランティア先でもある程度責任ある立場を任され、就職の事も考えなくてはいけない。
でも、ふと時間を持て余して、せっかくできた自由な時間に何をしたらいいのか、何をしたいのかわからず、何かしなくてはと気持ちばかりが焦るけれど、結局だらだらとテレビを見たり、お酒を飲んだり・・・
あーあ、今日も何にもできなかった。
が、口癖のようになっていました。
今考えると、うらやましいほどの時間を持て余していたのに、いつも何かに追われて「忙しい忙しい!」と思っていたっけ。
そんな時に出会った『夢をかなえる人の手帳術』。
本当に刺激を受け、魅力的で、これなら私も楽しい時間を、人生を、手に入れられるかも!?とワクワクしたのを覚えています。
本の目次を紹介しますね。
section1 自分のリズムで時間を生きよう
section2 夢や目標をはっきりさせよう
section3 旬間表を作ってみよう
section4 月リストを使ってみよう
section5 まいにちリストを使ってみよう
section6 灯台の時間を持とう
section7 グレー時間を減らしてみよう
section8 TO DOリストを使いこなそう
bonus section 人生でほんとうに大切なこと
各セクションが課題のようになっていて、本に沿って課題に取り組むことで、自分の手帳を完成させていくことができます。
この本に則した手帳も毎年販売されています。
11月はじまりなので、今は書店では見かけませんが、大きめの書店なら店舗でも手に取ることができます。ご興味ある方は今年の秋ごろ、探してみてください。
私も2年ほど、この手帳を購入して使ってみました。
自分で工夫することで、市販の手帳でも、時間軸がきちんと取られているバーチカルタイプの手帳なら、手帳術自体は取り入れることができます。
歴代の私の手帳たち。
黒いものは能率ダイアリーのもの。
同じものは廃盤になったのか、Amazonでも見つけられませんでした。。
見た目も中身もシンプルで、土日が平日と同じスペースがとられている、各ページにメモスペースがしっかり取られている、朝が6時から始まっているなど、私の生活スタイルにあっていてとても使いやすかったです。
白いのは無印良品のモノ。
各ページのメモ欄はないですが、その分1日ずつのスペースが広くてなかなか使いやすかったです。
表紙が真っ白なので、自分の好みにカスタマイズしやすいのもお気に入りでした。
ちょうど初めての育児に奮闘中だったので、児童館で取ってもらった手形や足形を表紙にはって、手にする度ほっこりしてました。笑
2008年から使い始め、途中、ちょっとだけ別の手帳に浮気をしましたが、結局「夢かな」が私にはしっくりしていたようです。
戻ってきてからはずっと「夢かな手帳」をベースにしています。
本に話を戻します。
本の前半、sectionの1と2では、まずじっくりと自分と向き合う作業を進めていきます。
自分の過去と向き合うことで、自分が心から好きでワクワクすることをしっかり見つめ、本当になりたい自分について考えていきます。
楽しみを先送りにしたり、常識的に「正しい」ことばかりを目標にするのは、目の前に好物をつるしながら全力で走る、悲しい競走馬のようです。「ちゃんと稼げるようになってから、演劇の学校に通うようにしよう」「今の仕事に支障をきたさないなら、フラワーアレンジメントを本気で習い始めてもいい」・・・。
そもそも自分のしたいことを曲げて、2番目、3番目の事で満ち足りろというのは、到底無理な事です。
(中略)
本当に望むこと、つまり「したい」と、その他の「しなければならない」を見分けましょう。
私は、毎年年末にゆっくりと自分一人になれる時間を確保して、「ワクワクリスト」=心から「したい」ことのリストを書くようにしています。
この「ワクワクリスト」が「夢かな手帳」の心臓部です。
まずは、自分の心に問いかけて、したいこと、ワクワクすることをしっかりと文字にしてみる事。
そして、section3からの作業で、このワクワクした小さな夢たちをきっちり「現実」に変えていくために手帳を活用していきます。
キーワードは「旬間表」、「時間軸」、そして「灯台の時間」。
明日はワクワクリストをどのように手帳の中に落とし込んでいくのか、についてご紹介できたらと思います。
ブログを書くことで、少し自分の時間の使い方について向き合う時間がとれそうです。
自分の歩幅を取り戻すためにも、何日かかけて手帳や時間について考えていきたいので、お付き合いいただけたら幸いです。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。