先日、昔の写真を見返していたら、こんな懐かしい写真が出てきました。
Nちゃーん、無許可掲載メンゴ~事後承諾、よろしく。笑
ゆずに憧れてギターを始めたのが高校生の時。
楽譜に書かれているコード譜と指配置を必死で見ながら独学で練習しました。
今さら感満載ですが、今日は自分のブログネームに込めた思いについて書きたいと思います。
「ナナホシ」、一つ目の由来 ーキラキラとした学生時代の思い出ー
大学に入り、以前記事にした学生寮で出会った親友たちと男女4人でアコースティックギターのバンドを組み、部屋で廊下で屋上で、時には路上で、毎日のように歌いました。
バンド名は「北ろ七星」。
“ほくろしちせい”と読みます。
バンドリーダー(現・ナナホシ夫)の顔のほくろが北斗七星の配置に似ているから、という、何とも意味不明な学生ノリでつけた名前ですが、私はなかなか気に入っています。
卒寮後は、私ともう一人の女の子の二人で細々と活動をしましたが、その時も「女北ろ七星」のバンド名で紹介していただいたりしていました。
私の大学のある町は山に囲まれた自然豊かな場所でした。
東京や、故郷の名古屋では考えられないほどの星が、毎晩、見上げるとそこにありました。
当時、そのバンドリーダーである夫に思いを寄せいていた私。
叶わぬ思いを夜空を見上げながらポロロン・・・なんてセンチメンタルな夜を、何度も過ごしたりしたっけ。
このバンド名がブログネーム「ナナホシ」の、一つ目の由来です。
二つ目の由来。子どもたちの中に輝く「星」のかけらを見つけたくて
私は臨床心理士と同時に、教師の資格も持っています。
出産前、色々な仕事をする中で、「これぞ私の天職だ」と思えたのは、子どもたちに勉強や、その他の生きていくうえで必要なスキルを教える、個別指導のお仕事でした。
私立の療育教室でスタッフとして働いたり、大手教材メーカーの教室立ち上げを手伝ったり・・・
もちろん、保護者や先生方など、子どもを取り巻く大人のサポートもとてもやりがいのあるお仕事です。
でも、私自身が心から「楽しい!」と思ったのは、一人の子のために、あーでもない、こーでもないと学習内容を考えたり、手作りの教材を用意して、子どもの個別指導に当たるとき。
そして、子どもが「わかった!」という瞬間に立ち会えた時でした。
職業柄、障害の有無や生きづらさの程度は、実にさまざまなお子さんと出合います。
でも、関わっていくうちに、必ずどの子の中にもキラキラと光る可能性が見えてきます(それを見つけ出すのも専門性の一つだと思っています)。
だから、「ナナホシ」。
いつか自分の手で、子どもたちの「星」を見つけ、輝かせるお手伝いができるような、そんな教室が開けたら、どんなに素敵だろう。
ブログネームには、そんな私の「夢」が込められているのです。
もう一つの夢。「母親」という仕事と、二つの夢のコラボ。
もう一つ、私にはこれはもう、小さい子が「将来の夢は・・・」と話すくらいの、現実味もなければ、単純に憧れだけで成り立っている夢があります。
「カフェを開きたい」
ありがちですかね??
でも、好きなんですから、仕方がないのです。笑
珈琲やカフェへの思いは、こちらの過去記事にも熱く綴っております。笑
でも、やはり本格的にお店をやるにはたくさんの勉強と経験と修行が必要そうです。
一時は、本気でバリスタの勉強をしようと思った時期もありましたが、もともとの専門の勉強もしたい。
時間がいくらあっても足りないと感じました。
そもそも、家事育児でてんやわんやのこの状況で、新しいことを始めるだけの余力が今の私にはない・・と段々あきらめモードに。
そんなあわただしい日常の中で、じわじわと膨らんだある思いがありました。
「お母さん自身が自分の夢に向かってキラキラ輝く、自分時間をもつお手伝いができないものか」
赤ちゃんに授乳しながら、一日に何時間も考え事をして過ごすうちに、だんだんと自分の中に「夢」という形で実を結んできた、そんな感じでしょうか。
療育スタッフをしていた時に、教室へ子どもたちを連れてくるお母さんたちが、どなたも必死に我が子の事を考えて、日々生活している事を知りました。
子を思う気持ちが強すぎて、当時独身だった私は少し圧倒されてしまうほど。
「お母さん頑張ってますよ、大丈夫ですよ」と 、率直に感じたことを伝えると、涙をこぼされる方がとても多かった。
子どもを授かって一人の「親」となった今、あの時のお母さんたちの涙の理由が痛いほどよくわかります。
だからこそ、同時に、「お母さん自身の人生を楽しんでもいいんですよ」という気持ちも湧いてきました。
私が子どもに療育や学習指導をしている、ほんの短い時間でも、コーヒーを飲みながら一息ついてほしい。
自分のために時間を使ってほしい。
自分の「楽しい」と思うことを、見つめるきっかけの時間になればいい。
本格的なカフェは難しいかもしれないけれど、目の前のたった一人のために、心を込めてコーヒーを淹れることくらいは、私にだってきっとできる。
「教室を開く」と「カフェをやりたい」という二つの夢が「母として」という経験を通して結びついていったのです。
大きな大きな夢を語りました。
実は今日アップするこの記事は6月に書き始めた文章です。
あたためて、あたためて、今、記事として完成しました。
今、この大きな夢の、小さな小さな第一歩が始動しようとしています。
近々、記事としてご報告できればと思っています。
それとともに、今は、もっと心理士としての自分の力をつけるとき。
沢山の臨床を積みながら、専門性を高めることが、大切な夢につながる一歩になると、頂いたお仕事を真剣に積み重ねていこうと思っているところです。
長くなりました。
最後まで読んでくださった事、感謝いたします。