昨日久しぶりに作ってみました。
「ピーマンのふりかけ」。
レシピを教えてくれたのは、大学院生だった時に家庭教師をしていたLD(学習障害)の男の子のお母様でした。
勉強の仕方だけでなく、片づけの方法や、学校に忘れ物をしないにはどうしたらいいか、やりたくない宿題を習慣化する方法、休みの日の過ごし方、お小遣いの使い方など、その子にその時必要な生活スキルも一緒に考え、色々と試行錯誤しながら取り組んだ家庭教師。
今でもふと、どうしてるかな~?って思い出すときがあります。
気持ちのコントロールが苦手な彼は、自分の思うように物事が進まないと、大泣き大暴れ。
どう気持ちを収めて、目の前の事を解決したらよいのか、うまく対処することがとても苦手でした。
暴れれば自分の思いが通る、という間違った“学習”をしてほしくない私は何度も彼と戦いました。笑
一度、どうにも気持ちを収めることができず、おもちゃの刀で襖をブスッとやってしまったことがあり・・・
内心、「やってしまった~どうしよ!」と焦りつつ、冷静に根気強くクールダウンさせ、話し合って、問題を解決した後、彼と一緒にお母さんに平謝り。。
そんな偏屈家庭教師をとても頼りにしてくださり、信頼してくださった、とても温かいお母様でした。
教えていただいたふりかけはコチラ。
「先生、これ、野菜嫌いのうちの子が“美味しい美味しい”って何杯もご飯をお代わりする、特製ふりかけなんです。よかったら味見してみて」
と、スプーンを差し出して下さったのをとてもよく覚えています。
見た目は、お世辞にも美味しそうではないのですが、食べてみてびっくり!
思わず、「ご飯ください」と言いそうになりました。笑
その場で作り方を教えていただき、さらにビックリ。
ものすごくシンプルで、簡単。
その日帰宅して、早速作ってみてから、私の定番料理になりました。
レシピというほどではないけれど、作り方をご紹介しますね。
<材料>
ピーマン2個
ひき肉(豚でも鳥でも) 適量
卵1個
醤油 適量
(「適量」ばっかりでごめんなさい。でも適当に作っても美味しいです。笑)
<作り方>
①多めの油をフライパンにしき、卵を炒める
②半熟くらいに固まったら、卵を一旦取り出す
③②のフライパンでひき肉→ピーマンの順に炒める。
④③に火が通ったら②の卵を戻し、しょうゆをまわしかける
少し濃い目の味付けにした方が、ご飯と一緒に食べるのにいいと思います。
昨日はピーマンの見た目で食べてくれなかった長女でしたが、今朝おにぎりに混ぜてみたところ、もぐもぐと私の分まで平らげてしまいました。
途中何度も、「これ、ピーマンなの?ねえ、ママ、ピーマン美味しいね」と確認していましたが。笑
次女も無言でほおばりながら、両手におにぎりを握りしめておりました。笑
我が家は炒め物などにピーマンを入れても、たくさん食べるのは大人だけなので(長女も一応一切れは食べます。涙目になりながら。苦笑)、
ピーマンを一袋買ってもいつも余ってしまっていました。
なんだ、こんなに好評なら、今度から躊躇せずピーマンを買えるじゃない!と思ったのでした。
今さらながら、「かてきょ」の彼とお母様に感謝です。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。