私のルーツ。
「ゆず」
画像はインターネット上からお借りしました。
高校生の時にはまり、独学でアコースティックギターを猛勉強。
高校の音楽室に入り浸って、必死でコードを勉強したり、家ではティッシュケースに輪ゴムを張って、受験勉強そっちのけで、コードを押さえる練習したり。(小学生かっ!笑)
ある日突然、仕事帰りの父が何も言わずにヤマハのアコギを担いで帰ってきた日の光景は今でも目に焼き付いています。
へたくそなのに、オリジナル曲なんか作ったりして、ゆずのまねして高校のジャージ着て、桜の咲く中、公園で熱唱したり。
大好きだった男の子が電話口でひいてくれたアルペジオの『春風』に、酔いしれ、「なんだかいけそうな気がする!」と勘違いしたり。笑
大学に入って、学生寮の入寮日、なかなか到着しない相部屋の子を待ちながら一人で窓に向かってポロンポロンと弾いていたら、到着した初めましての相方に「ひたってる!?」とドン引きされたり。笑
かけがえのない親友と、人生を共にするほど大切な人と出会えたのも、思えば全て「ゆず」が繋いでくれた縁でした。
何を隠そう、旦那さんとの出会いはギター。
ギターを弾く彼の姿に一目ぼれした、私の片想いから始まった今の人生です。
センチメンタルに色々振り返っていたら、何だか甘酸っぱい気持ちになってきてしまったナナホシです。朝から全開ですみません。汗
一気に秋が深まり、半袖の出番がなくなったので、衣替えとともに、着古した洋服を手放す作業をしました。
ゆずのライブTシャツ。
この『ゆずのね』はゆずの10周年記念アルバムの発売とともにあった全国ツアーです。
調べてみたら2008年の事。
もう10年近く前の話ということに、正直驚きを隠せません。
ライブで着た後、日常使いするにはちょっと恥ずかしくて、でもどうしても手放せなくて、幾たびの断捨離をくぐりぬけてきた、私のお気に入り。
ここ数年はパジャマとして毎日毎日着倒しました。
こんなにくたびれるまで、着倒しました。
もう洋服としての引き取り手はありません。
でも、そのまま捨てたりはしませんよ。
思い出にはさみを入れるようで、他の古着たちとは少し心持が違いますが、感謝して、思い出を一つずつ振り返りながら、ウェスとして使い切ります。
バックプリントもとってもかわいい!
袖の部分と、前身ごろ、後ろ身ごろをキレイに切って。
ああ、このプリント見ながら、
「これなに?」「ゆずだよ」「ゆじゅー!」
「これなに?」「ゆずマンだよ」「ゆじゅまーん」
って、長女とも次女とも遊んだな~なんて思い出しながら。
大きな身ごろ部分は雑巾として、家中をピカピカにします。
そでの小さな部分は、食事のお皿の汚れをふき取ったり、フライパンの油をふき取ったりするのに使います。
それぞれのストック場所に収納。
左の籠は、小さなウェス。
右の布製の籠には、大きな雑巾用のウェスと、埃とりに使う穴の開いた靴下たち。
お下がりで頂いて、ゴムがビロビロになるまで着倒した長女の夏物のパジャマも一緒にウェスにしました。
こうやって、最後の最後まで感謝しながら使い切ることで、洋服の「人生」を全うさせてあげられるのではないかと信じています。
今日はこのウェス達で、家中をピカピカに磨き上げるぞ!
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。