トットちゃんとカモメとパン

北欧大好き。コーヒー大好き。シンプルで丁寧な小さな暮らしを模索中。時々、トットちゃんのような個性的な子どもたちのサポートについても綴っていきたいと思います。

石鹸洗濯のその後

 

実にあれから3か月・・・

来る日も来る日も、ドラム式洗濯機と戦いました。

totokamomepan.hatenablog.com

 

 

ようやく我が家の定番を手に入れられそうです。

 

 

リンクした過去記事にもあるように、最初の2か月間は粉せっけんを使いこなそうと悪戦苦闘をしました。

 

その間に試したのは

 

洗濯用無添加せっけん(生活クラブ):粉(針状)

  ↓

そよ風(ミヨシ石けん):粉末

  ↓

洗濯用粉石けん(生活クラブ):粉 

 

どれも撃沈でした。

一番初めに使った「無添加」と明記されている石けん以外は、炭酸塩などのアルカリ助剤入りの洗濯石鹸です。

 

「そよ風」は2キロの石鹸の終わりごろに、ようやく我が家のドラム式洗濯機の泡消し機能が働かないスレスレの分量がつかめてきたのですが、色々試してみようと生活クラブの石鹸にしたところ撃沈。

 

悪戦苦闘の末、、、

現在は、生活クラブの洗濯用液体石鹸に落ち着きました。

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成分はコチラ。とてもシンプルです。

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今のところ、とても気に入って使っています。

お気に入りポイントは

 ①泡立ちがよい

 ②汚れ落ちもよい

 ③粉洗剤の投入口から入れられる

 ④いい香り♡

 

④以外は「ドラム式×石鹸洗濯」の石けん選びにおいて大切なポイントだと思うので、少し丁寧にまとめたいと思います。

 

 

①泡立ちが良い/②汚れ落ちも良い

①と②は「≒」なので一緒にまとめます。

 

色々な石鹸を使ってみて感じたのは、無添加の石けんよりも、きちんと助剤が入っていて洗浄力を高めた製品の方が、きちんと泡立つということでした。

 

データを取って比較したわけではないので、個人的な感触なのですが、粉・液体ともに、洗濯に限って言うのであれば、無添加よりも助剤入りを選んだ方が、コスパも汚れ落ちもよいと思います。

 

石鹸洗濯にとって泡は命。

 

洗濯はそもそも汚れを落とすためにする行為。

 

洗濯だけに焦点を当てたとき、やはりアルカリの濃度をある程度高く保つことは必須かな、と。

 

ナチュラル洗濯の中では、セスキや炭酸塩、過炭酸ナトリウムでのアルカリ洗濯、という選択肢もありますが、そもそもつけ置き洗いに向かないドラム式には、アルカリ助剤入りの液体洗剤が使いやすいのかな、と思いました。

 

③粉洗剤の投入口から入れられる

 

色々試した結果、液体の良さはこれに尽きる!という感想を持ちました。

 

粉せっけんの使い方、私がやっていたのは次のようなやり方。

 1.ドラム内に洗濯ものを入れる

 2.洗濯物の上に石鹸を振りかける

 3.洗濯スタート

 4.泡立ち具合を確認し、足りなければ液体石鹸を投入口から少しずつ足す

 

参考⇒ドラム式洗濯機での石鹸の使い方 - 石鹸百科

リンク内にある動画も何回もみました。

 

でもこんな風にうまくはいかなくて。。。

そもそも、石けん洗濯は、洗濯機の種類にかかわらず、洗濯物の量と汚れ具合に応じて石鹸の量を微妙に調節しなくてはいけません。

 

これがドラム式の場合は非常に難しい。

 

泡がたちすぎれば、泡消し機能が働いてせっかくの泡が排水されてしまう。

足りなければ途中で足さなくてはいけない。

粉せっけんをメインで使うけれど、途中で足すためには溶け残り等の対策として液体石鹸も常備しなくてはいけない。

泡立ちが落ち着くまで、何度か確認に行くか、側にいなくてはいけない。。。

 

正直、毎日これをやるのは疲れました。

 

おまけにうちの洗濯機は泡消し機能の感度がやたらと良くって・・・

 

苦労した挙句に排水。チーン。ということが毎日続きました。

 

液体に変えてからは、途中で何度か泡の様子を見に行くことはしていますが、粉の時よりも断然洗濯機から解放される時間が長くなりました。

 

うん、快適!

 

その他の留意点

ここからは機種によるのでしょうが、「泡消し機能」以外にも注意すべき点がいくつか分かったのでまとめます。

 

1.事前の溶かし込みが必要な機種がある

 

失敗を重ねる中で気づいたのです。

我が家のドラム式、どうも泡消し機能以外に排水スイッチが入ることがあるようだ、と。

 

粉せっけんを振りかけたままドラムが回ると、注水の前に粉が庫内に落ちるようで、これを洗濯機が砂などの汚れと勘違いして、注水と同時に排水されてしまう事が分かりました。

 

これは取説には書かれていなかったのですが、粉のまま入れるときも、洗濯物の間に石鹸を仕込んで、ドラムが回っても粉が庫内に直接触れないようにすれば、泡もたっていないのに排水される怪奇現象は収まりました。(ただしこの場合、高頻度で溶け残りあり。)

 

また、ある程度溶かしてから入れればOKということもわかりました。(とーっても面倒くさかったです)

 

 

2.「念入りコース」が向かない機種もある

先の参考HPにも、関連する掲示板にも、「念入りコース」を選択するよう勧められています。

 

私も最初は、習って「念入りコース」を選んでいました。

 

すると、泡の有無にかかわらず、洗いの途中で必ず排水されてしまう。

 

もうね、故障かと思いましたよ、本気で。

 

 

修理を申し込もうと製品のHPをウロウロしているときに、WEB版の取説を見つけたので、藁をもつかむ気持ちで隅々まで読んでビックリ!!

 

我が家の洗濯機の「念入りコース」は洗いの途中で排水されるようにもともと作られているとな!!!!!

 

もう、絶句です。

 

 

・・・こんなこともあるのかと、今は笑えますが、当時の撃沈ぶりと言ったら・・・

 

 

もし、同じ理由で悪戦苦闘されている方がいらしたら、是非一度、取説を隅々までよんでみること、お勧めします!!

 

 

そんなこんなで、本当に何度もめげそうになりましたが、やっと快適な「ドラム式×石鹸洗濯」ライフを送れるようになりました!

 

これから寒くなってくると、ウールなどの洋服が増えてきます。


アルカリ助剤入りの石鹸は、動物性の繊維には使えないので、冬限定で無添加の液体石鹸も使おうかな~と、今検討しているところです♪



 

私の試行錯誤が一人でも、だれかのお役に立ちますように。

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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