私は家事の中で食器の後片付けが最も嫌いです。
一時期は本気で食洗器の導入を考えていたくらい。
いや、我が家のせまいキッチンに食洗器を導入するなんて、はなから無理な話なのですが。
どうしたら洗い物が手早く、苦にならずできるのか。
毎日毎日そんなことを考えながら過ごすうちに、「そういえば、最近、全然苦にならなくなってきたな」っていうレベルに達していることに気づきました。
私は、家事は小さな小さな段取りや、工夫の積み重ねで、何倍にも楽になると思っています。
今日は、私の重ねた、洗い物の小さな工夫をご紹介します。
ポイント1 食器の定番をもつ。
これは、今朝の食後に、食器を下げる過程で一旦カウンターへ並べたところの写真です。食後の写真そのままです・・・あんまりきれいな写真じゃなくてスミマセン。
実は、毎日、朝も夜も、食後はほぼ同じような光景がカウンターに並びます。
洗い物の工夫その1は、毎日、毎食、同じ食器を使いまわすこと。
ご飯、お味噌汁、おかずのワンプレート。
これに、のりや、納豆、漬物、ふりかけなど、ご飯のお供を各自が食べるスタイル。
毎朝、これが我が家の定番です。ワンプレートのお皿の中身が変わるだけで、お皿自体や、使う枚数はいつも固定です。
夕飯も、手抜きで麺類やどんぶりにするとき以外は、大体このパターン。
1匹の焼き魚などの時は、ティーマがアラビアの24hに替わるくらいです。
我が家の食器事情についてはコチラ☟
▶北欧の食器たち 私のお気に入りをご紹介 - トットちゃんとカモメとパン
▶【片づけアドベントチャレンジ】ティーマの小皿と朝ごはん - トットちゃんとカモメとパン
▶【北欧食器】何でもない食卓をオシャレに変える!ブラパラとティーマの底力 - トットちゃんとカモメとパン
一時期は、いかに使う食器を減らすか、を考えて、夕飯の自分のご飯は、ブラパラのスープボールにご飯をよそい、その上におかずを全部乗せするという、何とも品のない夕飯を試したときもありました。
でも、色々試して行きつきました。
お皿の枚数を減らすよりも、毎日同じ枚数の、同じ食器を洗う方が、慣れるし、早いな、と。
家事の効率化を図るとき、いかにルーティン化して、手が、身体が、勝手に動くくらいまで慣れるか、ということが結構重要な気がします。
ポイント2 重ね方・シンクの置き方の工夫。
オズさんの新刊を読んで、食器をシンクに置く時にも定位置を作っていることを知り、衝撃を受けました。
本の紹介記事はコチラ☟
【本の紹介】 オズさんの新刊 『追われない家事』 - トットちゃんとカモメとパン
これは、先ほどのカウンターの食器を、シンクに置いた時の様子。
家族4人分の食器です。
オズさんのように、シンク内での場所までは固定していませんが、どの食器を、どの食器と重ねるか、
どんな順番で洗っていくかは、大まかに決まっています。
基準は、食器棚にしまう時の状態。
完成形がこの状態。
食器棚に重ねてしまうものが、拭き上げられた時に、順番どおりに重なるように逆算して、洗う順番が決まっています。
洗い終わりは大抵こうで、
すぐ拭き上げ、ワークトップにこうなります。
何か月も前に、水切り籠を断捨離してから、我が家の洗い物は、拭いて、しまうところまでが一仕事になりました。
水切り籠なし生活 日々の工夫① 作業効率を考えた小さな段取り - トットちゃんとカモメとパン
この時と、食器の種類や、小さな段取りの変化はありますが、基本は変わっていません。
ポイント3 なるべく動かない
そして、3つ目のポイントは、なるべく一つの作業中、あちこち動かなくてもいいように段取りすることです。
上の”水切り籠なし生活”の記事にも書いた通り、「洗う」「拭く」「しまう」の作業が中断しないように、あらかじめ段取りすることはとても大切です。
そして、始めたら、一気に作業を完了する。
そして、終わるまでその場を動かない。
以前は、拭き終わった食器を、都度、食器棚の所定の場所の近くに重ねていました。
でも、それだと、拭いては、いちいち振り返り(我が家はシンクと食器棚は背中合わせの配置です)、一歩踏み出して食器を置く必要があります。
苦手な家事なので、それすら面倒!と即省きました。
今は、シンクで洗い物をしたその立ち位置で、スポンジを食器拭きのリネンに持ち替えて、どんどん拭く。そして、手の届くワークスペースに重ねる。
「拭く」作業が終わるまで、一歩も動きません。
「しまう」作業になって、初めて、動きます。笑
こんな細かい事!?
と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、貪欲に、家事効率を追及しつづけると、確実に家事全体にかかる時間が短縮できます。
苦手な家事も、数分で、勢いよく終わってしまうので、最近は特に苦も無く、ささっと終わらせることができるようになりました。
日々、こんなことを考えながら、頭フル回転で家事をこなす、主婦、ナナホシです。笑
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
小さな家事の段取りアイデアがつまった、時短家事のバイブルでしょう!☟