皆さんは、本、好きですか???
私は、実は、大学院に入るまで、読書が嫌いでした。
と、いうか、活字が苦手で、雑誌なら読むけれど、活字しかない本を、授業の課題でもないのに読む、ということがどうしても楽しいと思えない人でした。
大学院の恩師があるとき私に言い放った一言「きみ、この小説知らないの?教養ないね~」
カッチーン。
恩師は、その道では日本の第一人者の一人である、とても権威のある方です。
憧れて、研究室に入りましたが、入ってしまうと、口の悪いおじちゃんで。笑
(あ、これは一応、愛をこめて言っています。笑)
夏になると、クーラーが苦手な私と、熱いのが苦手な先生とで、エアコンスイッチバトルが繰り広げられたり、「小説読んだ?」「読んでません」「教養ないね~」の応戦をしたり。笑
でも、そんな先生の口の悪い叱咤のお陰で、少しずつ読書をするようになった私。
負けず嫌いなんですね。苦笑
今では恩師に感謝しています。
そんなわけで、私の読書歴は、年齢の割に非常に浅い。
読書って、得意不得意もあるけれど、読むスピードって、慣れが大きいように思います。
最近はまって読んでいた、成功哲学系の本には必ず、「本はたくさん、同時進行でよめ」「一字一句読もうとするな」といったノウハウが書かれていました。
でも、それの方法は向き不向きがあるように感じます。
まして、読書歴の浅い私が、いわゆる「多読」をしようとすると、一つもちゃんとした内容が頭に残らず、少しかじり読みして、最後まで到達しない本の山ができてしまいます。(体験済み。苦笑)
そこで、自分にあった読書の方法を考え、今実践してみています。
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「積極的に本を読む」
どんな風に、私が本を読んでいるか。
名付けて「積極的に本を読む」。
何のひねりもないネーミングですみません。汗
私が読書に求めるものは、もちろん、小説など、純粋に本の世界に浸って楽しむ「娯楽」という目的もありますが、主には、自分の知らない世界や知識を得、自分の暮らしに役立てる事、自分の人生をより豊かにする事、だと思っています。
だから、本の内容を、一つでも自分のモノにしたい。
私、本を読むのが物凄く遅いです。
読みたい本はたくさんある。
だから、以前は、気になったら即図書館で予約して、いろんな本を手元に置くようにしていました。
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でも、それだと、冒頭に書いたようなつまみ食い状態が起きてしまう。
そこで、
①手元に置くのは1冊
②最初から最後までじっくり読む
③「へ~」「ほ~」と思ったところにはどんどん付箋を貼る
④読み終わったら、必ずアウトプット
⑤読み終えてから次の本を購入する
というルールを作り、1冊の本とじっくり向き合うようにしています。
本の内容を身に着けるには、アウトプットが重要!
私が最も大切にしているのは、本の内容のアウトプットです。
本って、読んでいる最中や、読み終えた直後は、とても影響を受け、やる気に満ちていても、数日たつと、その高揚感はどんどん薄れてしまいます(少なくとも私は)。
そして、いつしか忘れてしまう。何も実践しないうちに。。
だから、私は、忘れないうちに、自分の言葉でアウトプットをするようにしています。
ブログに書評を書いてみたり、付箋を貼った個所をPCで書き出してみたり、色々と試しましたが、今定着しつつあるのは、手帳に、読書感想文を書く、ということ。
読書感想文っていうと、ちょっと面倒くさそうですが、ようは、思ったことの殴り書きです。笑
必要に応じて、引用も書き写しますが、手書きだと、そんなに量書けないので、自然と重要だと思ったところのみがピックアップされます。
PCで書いていた時は、とにかく気になったところは全て書き出せてしまうので、後で読み返したとき、「で?一体どこが大事なんだ??」となってしまいました。
手帳に「Book」という項目をつくって、読んだ本のメモを書き溜めています。
この程度のメモなら、
ちょっとした隙間時間を有効活用できるので、気軽に本を自分の身にすることができ、気に入っています。
ちなみに、この時は、子どもたちが「トトロ観る~」といった傍らで書き書き・・・。
スピードは遅いし、効率も悪いですが、私にとっては、1冊1冊じっくり読んで、自分の糧にする方が、読書の価値が高いような気がしています。
多読が向かない方、是非「積極的に本を読む」、お試しくださいね。笑
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ちなみに写真中の本はコチラ↓
う~んと思う内容もありましたが、一流の人の食事や健康に対する考え方の章はとても面白かったです♪
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妹ブログ、「心理士ナナホシ、整理収納アドバイザーを目指す。」
今日も更新しています~。