私は昔から、「いかに無駄をなくすか」ということを常に考えながら生きている人間です。
中学生の時は、朝礼の間中、「いかに省エネで立つか」ということばかり考えていたのをよく覚えています。(おかげで変な立ち癖がついてしまったのですがね。治すのに一苦労!トホホ・・・苦笑)
そんな性格は今も変わらず健在です。
でも、このミニマリストやシンプルライフの考え方との親和性がとても高く、自分の興味とも相性が良いようで、今は暮らしを豊かにするために一役買っている気がします。
そんな私が最近(といっても半年くらい前ですが)やめたもの。
味噌のつめかえ。
本当に必要?自分軸で見つめなおすと「素敵な暮らし」にも無駄が見える
シンプルライフに憧れています。
物自体は少ないけれど、どれも飛び切りのお気に入りに囲まれた暮らしを目指しています。
たくさんの素敵な方の、素敵な暮らしぶりに、ブログや書籍を通して触れることができる今の時代。
私もたくさんの本を読んで、いつか本の中に登場するような素敵な暮らしがしたいと憧れ続けてきました。
でも、1年間ブログを書き続け、「自分軸」で暮らしを見つめなおし、発信する作業を通して、どんなに「素敵!」をそっくりそのままマネしてみても、自分の暮らしが豊かになるとは限らない、ということに気づきました。
その代表格が、食品の詰め替えです。
スパイスも、調味料も、粉類も、乾物も・・・
とにかく買ってきたときの袋からきちんと詰め替えて、そろいの容器に入れましょう!
大抵の雑誌に、書いてあります。
確かに、市販のパッケージは目にうるさいし、そのまま置いていたら生活感のオンパレードです。
ズラッと並んだ素敵な容器に、テプラでキレイにラベリング。
できていたら気持ちがいいだろうな、ということも分かります。
でも、私には、
①そろいの容器を買うのも手間
・素敵な容器のリサーチをする手間
・実物を見て検討したいから、売っているお店を捜し歩く手間
・結局ネットの方が安そうなので最安値を探してネットサーフィンするタイムロス
・ポチるまでに「本当にこれでいいのか・・・」と再度悩む心労(笑)
・サイズや使い勝手など、本当にこれでいいのか・・・そのことばかりが頭の中をぐるぐる・・・
・ポチった結果、(商品を手にしてうれしい反面)小さな商品を大量の梱包材で包んだ「資源の無駄」を見て凹む
②いざ、詰め替え。詰め替えるのも結構手間
こぼれたりしたら、余計イライラ。
③詰め替え容器を洗わないといけないのも手間
・同じものを詰め替えるのにも、ちゃんと洗わないと不衛生な気がして洗う。
・一度詰め替えたら、なかなか洗わないものだから、熱湯煮沸したり、アルコールで除菌したりがとても手間
これだけの労力を払ってまで、素敵な容器に詰め替えなくてもいいかもな。
私の物ごとの判断は、常に「費用対効果(つまりコスパ)」、「手間対効果」。
やっ方が快適になる!と判断すればお金も手間も惜しみなくかけます。
でも、みその詰め替えは、そこまでのメリットが現時点で見いだせない。
だから、みそを詰め替えるのをやめました。
2年ほど前に野田琺瑯のホワイトシリーズを一気にそろえた時があったのですが、その時に、スクエアのLを味噌用に購入して、1年ほどはルンルン気分で使っていました。
これです↑
使い勝手は抜群によくて、入り口も広いため、詰め替え自体はそんなに苦ではありませんでした。
冷蔵庫の納まりもよく、とても気に入って使っていました。
実際、みそのお気に入りが定まるまでは、2種類のみそを同時に詰めたりできるので、省スペースで優秀な詰め替え力を発揮してくれていました。
画像はインターネットからお借りしています。出典:野田琺瑯丸と四角の使い比べ : +kartta+
でも、お気に入りのみそに出会った今、この詰め替えのメリットが見た目のすっきりさ以外になくなりました。
普段は冷蔵庫の中にしまっているので、見た目がうるさいということもないですし、むしろ残量が一目で分かるのが使い勝手が向上した気がします。
使わなくなった琺瑯容器は、他の出番を待ちながらシンク下の定位置にスタンバイ中です。
琺瑯なので、煮沸消毒ができるため、食品以外にも洗剤などの詰め替えにも使えるところが心強いです♪
いつか、時間にゆとりができて、手前味噌をつけられる暮らしを手に入れたら、その時はまた味噌入れとしてお世話になろうと思っています♪
いい道具をそろえておくと、多用途に長く愛用できるのが嬉しいですね♪
自分の暮らしの「今」を見つめることで、自分の心地よさが見えてくる。
一般的に「良い」と言われていることの中にも、省いた方が快適になる「無駄」が見えてくるのだな~と、みその一件を通して学びました。
今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました♪